日本の卓越した職人による手作業。極上の着心地で人気の「“楽”Tシャツ」にヒビノ が別注。
ヒビノPAエンジニア:左から村上大樹さん、熊谷有希子さん、吉田直斗さん
無地のロングTシャツ。誰しもが1枚は持っているベーシックなアイテムです。そんなアイテムこそ質にこだわることで、品の良さやスタイリッシュさに差が出るもの。今回、ヒビノ は日本製Tシャツの“祖”である久米繊維工業のベストセラーライン「“楽”Tシャツ」とコラボレーションしました。卓越した職人の技術による「“楽”Tシャツ」は、リラックス感があるゆったりシルエットに最上級の肌触り、長く使っても丈夫な耐久性を兼ね備えたアイテムで、そこに別注で胸ポケットをつけました。「丈が長めで、屈んだときに背中がでない」とスタッフ間でも好評です。
日本にまだTシャツが知られていない1950年代半ばに開発された超老舗メーカー、久米繊維工業製。
久米繊維工業をご存知でしょうか? 日本でまだTシャツという名前が知られていなかった1950年代半ばに、当時肌着メーカーだった久米繊維工業は、Tシャツ姿のハリウッドスターに憧れ、日本の技術を持って「色丸首」を開発しました。東京本所石原町の工場で生地、型紙、色、縫製全てに工夫を重ねて産声をあげた「色丸首」こそが、日本Tシャツ文化の始まりなのです。
日本の職人によるきめ細やかな手作業にこだわり半世紀もの間作り続けてきたTシャツはもちろん最上級。高級感を大切にするモードブランドも別注することからもその質の高さが伺えます。
PAエンジニアとしてハードに動くヒビノスタッフのワークウェア。
そんなTシャツにおける最高技術を誇る久米繊維工業が2020年に開発した新定番「“楽”Tシャツ」に胸ポケットを加えた別注は、仕事現場でハードに動くヒビノスタッフのワークウェアとしても使用されています。ゆったりしたシルエットに、着心地の良さ、丈夫さはスタッフにも好評です。
では、その“上質感”はどんなこだわりから生まれるのでしょうか? まず衿にはのびにくいように、目の詰まったフライス生地を使用し幅を広く厚みを持たせています。また、身頃は太目の20番手の糸を使った天竺編みなので、透け感がなくほどよい厚みで、カジュアルさと質の良い着心地を両立したのも特徴。日本の実直な仕事を体感できる、洗いこんで味わいを増す生地となっています。
さらに、袖口や裾は縫い目が伸縮する天地引き、横方向への引っ張りに強く、ほつれや糸切れを低減。そして、筒状の1枚の生地から作る「丸胴」で脇の下に縫い目がないため、より着心地の良いTシャツと仕上がっています。
それでは、実際着てみた時の感覚は? 実際に着用するPAエンジニアの3人にその魅力を語ってもらいました。
PA作業中はもちろんオフの普段着でも。上質で機能性が高いヒビノオリジナル「“楽”Tシャツ」。
■現場の服装に何か決まりはありますか?
熊谷(以下熊):PAエンジニアは暗黙の了解としてだいたい上下ブラックの服装ですね。
村上(以下村):現場にもよりますが、短パンがNGの所もあります。オーケストラ系はダメとか。
熊:客層によって私たちの服装は変わったりもします。でも、ライブ本番は基本的にツアーTシャツですね。ただ、ディナーショーなどでスーツの時もあります。
吉田(以下吉): 作業内容に合わせて、短パンTシャツ、黒長ズボンや黒パーカーなどを使い分けています。リハーサル中などは、動きやすく作業がしやすいTシャツは重宝しますね。
■普段の出社ではどのような服装でしょうか?
熊:入社した頃は、現場と同じような全身黒の格好で通勤していました(笑)。それを見た先輩から「通勤と作業時の服装は分けた方がいい」と言われたことがあって。今は普段着で出社しています。
■では、今回のヒビノオリジナル「“楽”Tシャツ」を着てみていかがでしょう?
熊:着心地が良くて動きやすいです。ゆったりとしていますが、だぶだぶではなく作業しやすいと感じました。また丈が長めなので屈んだ時に背中が出ないのもいいですね。また、通常のTシャツは繰り返して使用するので、首回りがヨレヨレになってしまいます。ただ、この「“楽”Tシャツ」は丈夫なので長くもってくれそうで嬉しいです。
吉:胸ポケットがついていますが、業務の中で機材や資料にメモ書きをします。ポケットにはそのペンを入れたりでき、使い勝手もいいですね。
村:シンプルで上質なロングTシャツ。オフの時もカジュアルな服装をすることも多いですが、上質感があってシルエットも綺麗なので、現場だけではなく日常で使えるのも魅力です。
大人こそ普段着使いしたいTシャツ。
ヒビノオリジナル「“楽”Tシャツ」、いかがでしたでしょうか? アウトドアブランドなども同様ですが、もともとハードに働いたり動いたりするプロの方々がより高いパフォーマンスができる機能性を兼ね備えているのが特徴です。肌触りのよさや着心地の良さも優秀です。近年、そんな機能性が高く無駄を省いたベーシックなデザインが日常着として愛用されています。
この「“楽”Tシャツ」もそれと同じく、ヒビノPAといった現場で働く方々に好評な機能性を兼ね備えています。丈夫でほどよくゆったりした綺麗なシルエット、上質な素材感。ブラックのロングTシャツといった定番ですが、「“楽”Tシャツ」普段着に取り入れれば、大人っぽく上品な印象になるはずです。
Text:編集部
ヒビノ×久米繊維工業 オリジナルロングTシャツ